経営者の3つの「欲しい!」に答えます。
「金・人・客」の相談相手
  経営者の3つの「欲しい!」に答えます。「金・人・客」の相談相手

ローカルベンチマークとは

金融機関との共通言語づくり

ローカルベンチマーク(通称ロカベン)は、経済産業省が推進する経営診断ツールです。 企業の経営状態を六つの指標(財務情報)と四つの視点(非財務情報)から把握します。 金融機関が融資を判断する際の評価フレームと共通する枠組みを用いており、企業と金融機関との対話を円滑にする共通言語となるよう、設計されています。
経産省のページに「会社が病気になる前に」というキャッチコピーが書かれているように、健全経営を保つためには日頃から経営診断を行なって、変化の予兆を捉え、早めの対処をしていくことが望まれます。
 
6つの指標
①売上高増加率(売上持続性)、②営業利益率(収益性)、③労働生産性(生産性)、④EBITDA有利子負債倍率(健全性)、⑤営業運転資本回転期間(効率性)、⑥自己資本比率(安全性)
 
4つの視点
①経営者への着目、②関係者への着目、③事業への着目、④内部管理体制への着目
 
具体的な作業としては、財務面を評価するための、財務諸表からの数値の転記と、事業性を評価するための、質問への回答があります。経営者ご自身でも作れないことはありませんが、経営診断のできる第三者の目があってこそ、抜け漏れのない、深掘りの効いたアウトプットが可能になります。
 
対話の流れや記入の方法がイメージできるように、経産省が作成した動画がありますが、その内容は中小企業診断士と経営者の対話になっています。この点を見ても、支援機関として、中小企業診断士が前提となっていることがわかります。
経産省ローカルベンチマーク
 
ツールは、4つのシートから構成されたEXCELのファイルで、無料提供されています。
前半の2枚は財務分析用です。財務データを入力すると、財務指標が自動計算されて、財務分析シートに表示されます。レーダーチャートで、自社のよくできているところと改善点が一目で分かるようになっています。
事業目的や戦略によって様々な財務パターンが生じますが、健全経営の観点からすれば資金がショートしないこと、融資の観点からは返済が確実であることが重要ですから、6つの指標もその観点で選択されています。
 
財務データ入力シート           財務分析シート
財務データ入力シート
 
矢印
 
財務分析シート

 
後半の2枚は4つの視点で質問が続く、事業性評価の部分です。シートには四角い空の枠が並んでいるだけですから、初めて見た人には、どう使うのかよくわからないかもしれません。使い方を自分で考えるよりも、使い方をよく知っていてヒアリング力の高い中小企業診断士に質問してもらって書く方が、間違いなくスムーズに進みます。
 
商流・業務フローのシート         4つの視点のシート
商流・業務フローのシート
  
4つの視点のシート

 
シートの枚数は少ないですが、これまでの事業を振り返り、今後の事業について考える内容ですので、考え始めるとなかなか書けないというのが、実際です。シートをご覧になって、どういうことを聞かれるのかあらかじめ見ておくのは良いと思いますが、自分1人で頑張って作ろうとするのは、あまり効率が良くありません。ヒアリング力の高い中小企業診断士に質問を任せて、聞かれるがままに答えてゆく方が、早く、また質の良い経営診断が作れます。
 
経営者が人間ドックや定期検診で健康管理をするように、企業も経営診断を定期的に行って、病気の早期発見に努めるのが、企業の寿命を長くするコツです。
ぜひローカルベンチマークを使った経営診断に、トライしてみてください。
 
経営相談有限会社のコンサルタントは中小企業診断士であり、プロ・コーチやカウンセラーの資格保有者です。安心してご相談ください。
 
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